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なぜ神社仏閣、墓参りによく行くか

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よく聞かれるので長文ですが書いてみました。

僕はどういう訳か趣味運というかミーハー運というか芸能運が良過ぎる。
まずは度を超えて大好きなプロレスに関しては生まれてきた環境もあったが、大好きで尊敬するプロレスラーと会って話を聞いたりご飯に行けたりしてるのはみなさんご存知かと。
あとは高校生の頃から大好きな岸谷五朗さん、寺脇康文さん(当時は三宅裕司座長のSET)と29歳のときに偶然下北沢で会って会話していただいたところから縁があり樋口先生のおかげで楽屋まで伺えるようになった。
黒木メイサが最年少で明治座で座長を務めた「あずみ」を前妻に勧められ観劇し、リピーターになつたが、その後「任侠ヘルパー」のときにその感想を直接述べてサインと写真まで撮らせていただくことができた。
そして何よりKARAに夢中になっているときに自宅マンションの自分のフロアでドラマロケがあり、マネージャーさんにとてもよくしていただき今に至る。昨年はハラにも会わせていただいた。(これも樋口先生がかなり影響しています。)
細かいことは割愛したが運良過ぎなのだ。まぁ、その分、家族運などは(今のところ)イマイチなのだが(^◇^;)

20代のときにフと思ったことがある。なぜ神社仏閣などにお年寄りが多いのか。きっと人生を重ねるとわかることがあるんだろうと。僕の場合、絶対そんなことないよ!ということが次々起きる人生なので「もうこれは絶対いるな」と思うことが多過ぎなのだ。
僕を可愛かっていただいた故・山本小鉄さんはいまだに天国から支援していただいてるのをヒシヒシと感じる。「これは小鉄さんのおかげだあ」と思うことがプロレス以外にも起きるのだ。

生まれてきて、貧乏だとか不健康だとか寂しさとか交通事故に逮捕も経験した。あ、NYでは乱射事件にも遭遇した。昨年は心臓手術だよ。
だから、今は納豆に明太子で温かいご飯の幸せ、体が多少だるくて寒くても自転車をこげるぐらいの健康、そしてソファに座ってテレビを観たり、温かいお風呂にバスエッセンスを入れて浸かったりできることがどんなに幸せかがわかる。

一人の時間も多いから人が我が家に来てくれたり、プロレスやLiveに一緒に行く人がいてご飯を食べてくれたりして会話できてる、何か大好きなことを共有できてる幸せもすごく感じる。

もちろん、いわゆるハッピーな瞬間も多くある。そういうときには本当に生まれてきて良かったと思える。産んでくれた両親に感謝できるし、よくぞ両親が偶然に出会ってくれて自分が生まれるほど恋愛してくれたことに驚く。だって恋愛して子供を作るまでに至ることがすごいことでしょ?そうするとおじいちゃんおばあちゃんからその先祖の出会いに本当に感謝できる。だから墓参りに行くし、今後誰が墓を守るのかも真剣に考えるから、「あ、男の子が生まれないとそれはきついのか」と認識できる。可愛がってくれた先祖が墓にいっぱいいるから、これは守り続けなければいけないと思える。

また、「無事に帰宅できる。」これがいかにすごいことかわかる。逆に事故に巻き込まれるというのは、すごい確率で偶然に事故にあってるのだ。いろいろなタイミングがはまってしまっているのだ。電車に一本遅れたらタイミングが変わるのに。逆に言えばすべて安全なタイミングで家に無事帰宅できているのだ。

こういったことを「護られている」と僕はいつしか思うようになった。そして感謝できるようになった。

心臓手術のときも、なぜか天皇陛下の執刀医である天野教授であった。本当のピンチのときに、ギリギリで護られている。

「運」と一言で表すのは簡単かもしれない。でもいい加減、目に見えない力ってあるんじゃないかなと確信できる人生になっている。だから最悪の最悪という坂を転がって、本当に心臓がドキドキするピンチも「ダメ」はないなと。人生で底を経験させてもらってることさえも感謝できたりする。底から見える景色は底に行かないと見れないからね。でも結局生きてご飯食べれてるから。

神様がいるという証明はできない。しかし、いないという証明もできない。
死んだときに最後の審判みたいなことがもしあって、神様を信じてる人は天国、信じてなかった人が地獄みたいなことがあったら、信じておいた方が良い。しかし、もし神様がいなくても、そもそも天国も地獄もない。
神様がいると思って生きていてもなにもマイナスはないどころかプラスしかないんじゃないかと。むしろ「いない」と思って生きる方がマイナスじゃないかと。「信じていなかったら、どうするんですか?」という質問には「何もない」という回答だよね。

世の中のすごい建造物や美術品のほとんどは宗教が関係してる。大きな神社の鳥居も一体どこからこんな大木を運んだんだろうと。ピラミッドも。ようするに神様がいると思って動いた人間のパワーはこんなにも大きな仕事をするんだと。

経済でも日本の証券取引所にも神棚があるし、商売繁盛に関わる人は神頼みであることがよくわかっている人が多い。

以上が僕がなぜ神社仏閣、墓参りに行くかでした。もっと細かいことはあるんだけどね。

追伸
八百万(やおよろず)の神々の国に生まれてる環境は大きいかもしれませんね。

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